「SpaceXの株、日本から買えるの?」「IPOはいつ?抽選はある?」――2026年最大のIPOとして世界中の投資家が注目するSpaceXの上場が、いよいよ目前に迫っています。
想定時価総額1.75兆ドル(約270兆円)、調達額約750億ドル(約11兆円)と、アリババの250億ドルを大幅に上回る史上最大のIPOになる見通しです。
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※本記事は特定の銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
SpaceXのIPOはいつ?最新スケジュール
2026年5月時点で判明しているスケジュールは以下の通りです。
| 日程 | イベント | 状況 |
|---|---|---|
| 2026年4月1日 | SECにS-1(上場申請書)を秘密裏に提出 | 完了 |
| 2026年5月20日頃 | 目論見書(Prospectus)の公開 | 報道ベース |
| 2026年6月4日頃 | ロードショー(機関投資家向け説明会)開始 | 予定 |
| 2026年6月11日 | プライシング(公開価格決定) | 予定 |
| 2026年6月12日 | Nasdaq上場(ティッカー:SPCX) | 予定 |
Reutersの報道によると、SpaceXは5月20日にも目論見書を公開する可能性があり、6月12日のNasdaq上場を目指しています。ただし、市場環境や規制当局の対応により変更される可能性があります。
SpaceXとは?なぜ270兆円の価値があるのか
事業の全体像
| 事業 | 内容 | 2026年売上予想 |
|---|---|---|
| Starlink | 衛星インターネット。加入者900万人超 | 約170〜190億ドル |
| 打ち上げサービス | Falcon 9, Falcon Heavy, Starship | 約40〜50億ドル |
| 政府・軍事契約 | NASA、米国防総省との契約 | 売上に含む |
| xAI統合 | 2026年2月にイーロン・マスクのAI企業を統合 | AI学習インフラ収益 |
| 合計 | 約220〜240億ドル |
SpaceX全体のEBITDA(営業利益に近い指標)は75〜80億ドルと推定されています。Starlinkの衛星インターネット事業が収益の柱で、月額サブスクリプション型の安定収益が高い評価の根拠です。
なぜ「世界6〜7位」の時価総額になるのか
| 企業 | 時価総額(2026年5月) |
|---|---|
| Apple | 約3.5兆ドル |
| NVIDIA | 約3.3兆ドル |
| Microsoft | 約3.1兆ドル |
| Alphabet | 約2.3兆ドル |
| Amazon | 約2.2兆ドル |
| SpaceX(IPO予定) | 約1.75兆ドル |
上場すれば、AmazonやAlphabetに次ぐ規模で市場に登場することになります。
SpaceXのIPOは日本から買える?具体的な買い方
結論:IPO後は日本の証券会社から購入可能
SpaceXがNasdaqに上場すれば、米国株取引に対応した日本の証券会社から1株単位で購入可能です。ただし、IPO時の初値での購入(=IPO公募への参加)は、日本からは基本的にできません。
購入方法ステップバイステップ
| ステップ | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 1 | 米国株取引対応の証券口座を開設 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券など |
| 2 | 外国株式取引口座を追加開設 | 別途申込が必要。1〜2週間かかる場合あり |
| 3 | W-8BENフォームを提出 | 米国税務上の非居住者であることの申告 |
| 4 | 口座に資金を入金(円でOK) | 為替手数料に注意 |
| 5 | 上場日以降にティッカー「SPCX」で検索・注文 | 成行注文は初値高騰リスクに注意 |
日本から参加できる証券会社の比較
| 証券会社 | 米国株手数料 | 為替スプレッド | 特徴 |
|---|---|---|---|
| SBI証券 | 約定代金の0.495%(上限22ドル) | 25銭 | 取扱銘柄数が最多。住信SBIネット銀行経由で為替コスト削減可能 |
| 楽天証券 | 約定代金の0.495%(上限22ドル) | 25銭 | 楽天ポイント投資対応 |
| マネックス証券 | 約定代金の0.495%(上限22ドル) | 25銭(買付時0銭キャンペーンあり) | 時間外取引対応 |
| moomoo証券 | 約定代金の0.088%(上限22ドル) | 変動 | 手数料最安級。リアルタイム板情報が充実 |
重要:口座開設には1〜2週間かかるため、6月12日の上場日に間に合わせるなら5月中の申し込みが必要です。
SpaceXのIPOに抽選はある?個人投資家の配分
米国での配分状況
SpaceXは異例にも、IPO株の約30%を個人投資家に配分すると報じられています。通常のIPOでは個人配分は5〜10%程度なので、これは極めて大きな割合です。
| 配分先 | 割合 | 対象プラットフォーム |
|---|---|---|
| 機関投資家 | 約70% | Goldman Sachs、Morgan Stanley等 |
| 個人投資家 | 約30% | Fidelity, Schwab, Robinhood, Interactive Brokers, SoFi, E*TRADE |
日本人は抽選に参加できる?
結論から言うと、日本の証券会社経由ではIPO抽選への参加は基本的にできません。
- 米国IPOの公募配分は、米国の証券口座保有者が対象
- Robinhood、Fidelity、SoFi等の米国プラットフォームは、日本居住者は口座開設不可
- Interactive Brokersは日本居住者も口座開設可能だが、IPO配分は保証されない
日本の個人投資家がSpaceX株を購入できるのは、上場後の流通市場(セカンダリー)からになります。
SpaceXの初値予想と株価の見通し
※以下はアナリストの見解の紹介であり、価格予想の保証ではありません。
セカンダリー市場での取引実績
上場前のセカンダリー市場(未公開株取引市場)では、2026年3月時点で1株あたり約601ドルで取引されていました。
過去の大型IPOとの比較
| 企業 | IPO年 | IPO時価総額 | 初日リターン | 1年後リターン |
|---|---|---|---|---|
| Alibaba | 2014 | 2,314億ドル | +38% | +4% |
| Meta(Facebook) | 2012 | 1,040億ドル | +0.6% | −30% |
| ARM Holdings | 2023 | 545億ドル | +25% | +100%超 |
| Rivian | 2021 | 766億ドル | +29% | −80% |
| SpaceX | 2026 | 1.75兆ドル | ? | ? |
大型IPOの初日リターンは一定の傾向がなく、初値で買って利益が出る保証はないことがわかります。特にSpaceXは史上最大の規模であり、「IPO=儲かる」という単純な図式は通用しません。
SpaceXの株は買うべきか?メリットとリスク
投資メリット
- Starlinkの圧倒的成長:加入者900万人超、年間売上170億ドル超のサブスクリプション収益
- 宇宙産業の独占的ポジション:世界の商業打ち上げの約6割を占める
- xAI統合:AI企業を統合し、宇宙+AI+通信のコングロマリットに
- NASA・米軍との長期契約:政府機関との安定的な契約基盤
- Starship:再利用型超大型ロケットの成功で打ち上げコストがさらに低下する可能性
- 指数組み入れ期待:S&P 500やNasdaq-100に組み入れられれば、インデックスファンドからの巨額買い需要
投資リスク
- 異常に高いバリュエーション:売上240億ドルに対して時価総額1.75兆ドルはPSR約73倍。極めて高い期待値が織り込まれている
- デュアルクラス株式構造:イーロン・マスクが議決権を完全掌握。一般株主のガバナンス上の発言力はゼロに近い
- マスクリスク:テスラと同様、マスクの発言や行動が株価を大きく左右する
- ロックアップ解除:上場後180日で内部関係者の株式売却が可能になり、大量売りが出る可能性
- フロート(浮動株)の少なさ:IPO時の流通株は全体の約5%。需給の偏りで株価が乱高下しやすい
- 宇宙事業の技術リスク:ロケット失敗、衛星通信の競合(Amazonのカイパー等)
- 為替リスク:ドル建て投資のため、円高進行で日本円ベースのリターンが目減りする
メリット・リスク比較表
| 項目 | メリット | リスク |
|---|---|---|
| 収益基盤 | Starlink月額課金で安定成長 | PSR 73倍は歴史的に極めて高い |
| 市場ポジション | 商業打ち上げ世界シェア約60% | Amazon カイパー等の競合参入 |
| 経営者 | イーロン・マスクのビジョンと実行力 | デュアルクラス構造で独裁リスク |
| AI統合 | xAI統合で宇宙×AIシナジー | AI事業の収益化は未知数 |
| 流動性 | Nasdaq上場で世界中から取引可能 | フロート5%で初期は乱高下 |
IPO前にSpaceXに投資する方法はある?
上場前にSpaceXに間接的にアクセスする方法が存在します。
| 方法 | 概要 | リスク |
|---|---|---|
| Baron Space ETF(RONB) | SpaceX株を保有するファンド。日本の証券会社から購入可能 | ファンド全体のパフォーマンスに依存 |
| 未公開株トークン | Bitget等でSpaceX連動トークンが取引可能 | 規制リスク、価格乖離リスクが大きい |
| IPO後の初日購入 | 上場日に日本の証券会社から即日購入 | 初値高騰リスク。成行注文は危険 |
最も確実かつ安全な方法は、上場後に日本の証券会社から指値注文で購入することです。初値の熱狂が落ち着いた数日〜数週間後に、冷静に判断することをおすすめします。
まとめ:史上最大のIPOをどう迎えるか
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| IPO日 | 2026年6月12日(予定)、Nasdaq、ティッカー「SPCX」 |
| 想定時価総額 | 1.75兆ドル(約270兆円) |
| 日本から買える? | IPO後はSBI・楽天・マネックス等から1株単位で購入可能 |
| IPO抽選は? | 米国では個人に30%配分。日本からは基本的に参加不可 |
| 初値予想 | セカンダリー市場で1株約601ドル。上場後の値動きは不透明 |
| 準備すべきこと | 米国株取引口座を5月中に開設。W-8BEN提出を忘れずに |
SpaceXのIPOは、2026年だけでなく金融市場の歴史に残るイベントです。しかし、「史上最大のIPO=最も儲かるIPO」とは限りません。過去の大型IPO(Meta、Rivian等)が示すように、初値で飛びつくことのリスクは無視できません。
重要なのは、スケジュール・価格・ステータスの変化をリアルタイムで把握し、冷静に判断することです。SpaceXだけでなく、AnthropicやStripeなど今後控える大型IPOの情報も含めて、無料アプリ「IPO Tracker & Alert」でまとめて追跡できます。S-1提出からプライシングまで、全てのステータス変更をプッシュ通知で受け取り、歴史的IPOのチャンスを見逃さない準備を今から始めておきましょう。



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