ついにSpaceXのIPOが最終段階に入りました。6月3日付のSEC届出で公開価格1株135ドル、調達規模750億ドル(約12兆円)、時価総額約1.77兆ドル(約270兆円)が明らかに。6月4日からロードショーを開始し、6月11日に公開価格決定、6月12日にNasdaq上場というスケジュールが確定的となりました。
そして最も重要なのは、日本の個人投資家もこのIPOに参加できること。みずほ証券・楽天証券・SBI証券の3社で申し込み可能です。ただし、証券会社ごとに準備や注意点が大きく異なります。
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※本記事は特定の銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
SpaceX IPOの確定情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開価格 | 1株 135ドル(SEC届出ベース) |
| 売出株数 | 約5億5,560万株 |
| 調達規模 | 約750億ドル(約12兆円) |
| 想定時価総額 | 約1.77兆ドル(約270兆円) |
| 上場市場 | NASDAQ |
| ティッカー | SPCX |
| ロードショー開始 | 6月4日 |
| 公開価格決定 | 6月11日 |
| 上場日 | 6月12日(木) |
| 日本での割当 | 最大20億ドル(約3,200億円) |
| 新NISA | 成長投資枠の対象 |
日本で申し込める3つの証券会社を徹底比較
| 項目 | みずほ証券 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|---|
| 役割 | 幹事証券 | 販売証券 | 販売証券 |
| 決済通貨 | 米ドル | 円貨決済OK | 米ドル |
| 外国株口座 | 別途開設が必要 | 自動開設 | 別途開設が必要 |
| 口座開設最短 | 3営業日 | 翌営業日 | 翌営業日 |
| 未成年口座 | 不可 | 申込可能 | 不可 |
| 新NISA対応 | ○ | ○ | ○ |
| 配分の特徴 | 幹事証券として配分多の可能性 | 抽選(平等抽選) | 抽選(ポイント制あり) |
| 為替手数料 | 要確認 | 不要(円貨決済) | 25銭/ドル |
【楽天証券】で申し込む場合の準備と注意点
メリット
- 円貨決済対応:わざわざドルを用意する必要がない。為替手数料も不要
- 外国株口座が自動開設:総合口座を持っていれば追加手続き不要
- 未成年でも申込可能:子どものジュニアNISA等で購入できる
- 楽天ポイント投資に対応
準備するもの
- 楽天証券の総合口座(未開設なら今すぐ申込。最短翌営業日で開設)
- 申込代金の入金(円でOK。1株135ドル≒約20,700円。100株なら約207万円)
- マイナンバーの登録(未登録の場合は必須)
申込手順
- 楽天証券にログイン
- 「IPO・PO」メニュー → 「スペースX」を選択
- 希望株数と価格を入力してブックビルディングに申込
- 抽選結果を確認(6月11日頃)
- 当選した場合、購入意思確認(辞退可能期間は約4時間)
注意点
- 辞退期間が極めて短い(最大約4時間)。公開価格決定後に「やっぱりやめる」判断は事実上困難
- 為替レートは購入時のレートが適用される。円安が進むと実質的な購入コストが上がる
【SBI証券】で申し込む場合の準備と注意点
メリット
- 米国株取引の実績が豊富:取扱銘柄数が多く、情報も充実
- IPOチャレンジポイント制度:落選するとポイントが貯まり、次回以降の当選確率が上がる
- 住信SBIネット銀行経由で為替コスト削減:片道6銭でドル調達可能(通常25銭)
準備するもの
- SBI証券の総合口座(最短翌営業日開設)
- 外国株式取引口座の追加開設(総合口座開設後に別途申込が必要。1〜2日かかる)
- 米ドルの用意:SBI証券はドル決済のみ。事前にドルを買っておく必要がある
- W-8BENフォームの提出(米国税務上の非居住者申告。オンラインで完結)
申込手順
- SBI証券にログイン
- 「外国株式」→「IPO」メニューから申込
- 米ドル建てで希望株数を入力
- 抽選結果を確認(6月11日頃)
- 当選した場合、購入手続き
注意点
- 外国株式取引口座の開設に1〜2日かかる。まだ開設していない方は今日中に申込を
- ドルの事前調達が必要。住信SBIネット銀行で外貨預金→SBI証券に入金するのが最安
- W-8BENの提出を忘れると配当に30%の米国源泉税がかかる(通常は10%に軽減)
【みずほ証券】で申し込む場合の準備と注意点
メリット
- 幹事証券としての配分優位性:米国みずほ証券がSpaceX IPOの幹事を務めており、日本向け配分で最も多くの株数を確保している可能性が高い
- 対面相談が可能:店頭で担当者に直接相談できる安心感
- 富裕層向けの配分優遇:取引実績に応じた優遇がある可能性
準備するもの
- みずほ証券の総合口座(最短3営業日。ネット銀行より時間がかかる)
- 外国株式取引口座(別途開設が必要)
- 米ドル(ドル決済のみ)
注意点
- 口座開設に3営業日必要。6月12日の上場に間に合わせるなら今日(6月4日)が事実上のリミット
- 取引手数料がネット証券より高い傾向がある
- オンライン申込に不慣れな場合は店頭受付もあるが、混雑が予想される
3社すべてから申し込むのが最強戦略
SpaceXのIPO抽選は重複申込が可能です。当選確率を最大化するなら、3社すべてから申し込むのが合理的です。
| 戦略 | やること | 必要な準備 |
|---|---|---|
| 最大当選確率 | 3社すべてから申込 | 各社の口座+外国株口座+ドル調達(楽天は円でOK) |
| 手軽さ優先 | 楽天証券のみ | 楽天口座+円入金のみ |
| 配分期待 | みずほ証券 | みずほ口座+外国株口座+ドル |
申し込みまでのカウントダウン
| 日付 | イベント | やるべきこと |
|---|---|---|
| 6月4日(今日) | ロードショー開始 | 口座未開設なら即日申込!みずほは今日がリミット |
| 6月4日〜10日 | ブックビルディング期間(予想) | 各証券会社で申込手続き |
| 6月11日 | 公開価格決定・抽選結果 | 当選確認。辞退するなら約4時間以内に |
| 6月12日 | Nasdaq上場(SPCX) | 取引開始。初値に注目 |
投資判断のポイント:135ドルは安いのか?
強気材料
- Starlink:加入者1,000万人超。月額サブスクで安定収益
- フロートわずか5%:需給が極端に逼迫しやすく、初値高騰の可能性
- 個人投資家に30%配分:IPOとしては異例の高比率
- S&P 500組み入れ期待:インデックスファンドからの自動買い需要
弱気材料
- PSR約73倍:売上240億ドルに対して時価総額1.77兆ドルは歴史的に高い
- デュアルクラス株:マスク氏が議決権を掌握。一般株主のガバナンス権限はほぼゼロ
- ロックアップ解除(180日後):12月に内部関係者の売却が可能に
- マスクリスク:政治的発言やSNS投稿が株価を大きく動かす可能性
まとめ:今日から動かないと間に合わない
| チェック項目 | 楽天証券 | SBI証券 | みずほ証券 |
|---|---|---|---|
| 口座開設 | 最短翌日 | 最短翌日 | 3営業日(今日がリミット) |
| 外国株口座 | 自動 | 別途申込(1〜2日) | 別途申込 |
| ドル調達 | 不要(円決済) | 必要 | 必要 |
| BB申込 | 6月4日〜10日頃 | 同左 | 同左 |
| 公開価格決定 | 6月11日 | ||
| 上場日 | 6月12日 | ||
SpaceXのIPOは史上最大の規模であり、日本の個人投資家が公募で参加できる機会は極めて稀です。ただし、口座開設やドル調達に時間がかかるため、今日(6月4日)から動き始めないと間に合わない可能性があります。
SpaceXの上場後も、OpenAI(9月予定)やAnthropic(時期未定)など大型IPOが続きます。これらのIPO情報をリアルタイムで追跡し、S-1提出からプライシングまでプッシュ通知で受け取れるのが、無料アプリ「IPO Tracker & Alert」です。次の「世紀のIPO」も見逃さないために。



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